鳥肌が立つ極上アーチ。私がシュナイダー「ジョッパーブーツ」の虜になった理由と狂気のフィッティング

高級靴専門店KING of SHOESの岩本です。

私がどうしても日本のお客様に知っていただきたい、いや、「体感していただきたい」と熱望してやまない英国靴があります。それが、1907年創立のライディングブーツ専業ブランド、「シュナイダーブーツ(Schnieder Boots)」です。

本日から全10回にわたり、私がなぜここまでこのブランドに惚れ込んでいるのか、その奥深すぎる魅力を徹底的に語り尽くします。

記念すべき第1回目は、シュナイダーの顔とも言える傑作、「ジョッパーブーツ」

数多の英国靴に足を入れてきた私が、「こんな靴があったのか…」と震えた、他ブランドの追随を許さない「極上にして狂気のフィッティング」の秘密に迫ります。

シュナイダー ジョッパーブーツ アイキャッチ

単なる装飾ではない。乗馬靴の血脈を受け継ぐ「本物のストラップ」

そもそも「ジョッパーブーツ」とは、乗馬用のズボンである「ジョッパーズ(jodhpurs)」に由来する名前です。

最大の特徴は、足首にぐるりと巻き付けられたレザーストラップ。世の中には「デザインとしてのストラップ」をあしらったファッションブーツが溢れていますが、シュナイダーは違います。このストラップを締めることで、しっかりと足首をホールド出来るのです。

ジョッパーブーツ 背面ストラップ

落馬の危険と隣り合わせの乗馬という過酷な世界で、確実に足を固定するために生まれた「機能美の結晶」。そのストイックなまでの実用性に、私は靴のプロとして深い敬意を抱かずにはいられません。

「足が入らない?」から始まる、魔法のような極上アーチ体験

オンラインで靴を買う際、皆様が最も不安に思われるのが「サイズ感」や「フィッティング」だと思います。ここからが、私がシュナイダーを熱烈に推す最大の理由です。

初めてシュナイダーのジョッパーブーツに足を通そうとした時、多くの方がこう思うはずです。「あれ、履き口が狭くて足が入らないぞ?」と。

実はシュナイダーのジョッパーブーツは、履き口が小さく設定されていて、足を入れるのには少しコツが要ります。しかし、ギュッと足を押し込み、踵が「ストン」と所定の位置に収まった瞬間……世界が変わります。

ジョッパーブーツ 側面シルエット

足首から踵にかけてが完全にロックされ、そして何より土踏まずのフィッティングの良さも他に類を見ないほどの圧倒的な突き上げ感に包まれます。

下から土踏まずを力強く、かつ優しく持ち上げられるこの極上のアーチサポート。初めて体感した時、私は大袈裟ではなく鳥肌が立ちました。他の英国靴では絶対に味わえない、専業メーカーならではの「狂気」とも言えるこだわりがここにあるのです。

厚手なのに吸い付く。カッティングに宿る職人の執念

そして、フィッティングを極限まで高めているのが、シュナイダーが厳選したレザーと卓越したパターン(型紙)です。

アッパーの革は、厚手でながら柔らかく吸い付くような革質を誇ります。堅牢でありながら、足の動きにしなやかに追従する。この矛盾する要素を見事に両立させているのです。

ジョッパーブーツ 甲の曲線美

さらに、甲部からタンかけてのラインはしっかりくせづけされて足に沿うような形状が生み出されています。歩いた時に不要なシワが寄らず、まるで足の一部になったかのような一体感。これもまた、カッティングやデザインなどにも乗馬ブーツメーカーならではの工夫の賜物です。

妥協なき英国最高峰を、あなたの足元へ

強固なホールド、鳥肌モノのアーチサポート、そして足に吸い付く極上のレザー。

「本当に自分の足に合うブーツに出会ったことがない」

「既製靴の限界を超えたフィッティングを味わってみたい」

もしあなたがそうお思いなら、私は靴屋の意地にかけて、このシュナイダーのジョッパーブーツをお勧めします。一度この「魔法」を知ってしまったら、もう後戻りはできないかもしれません。

シュナイダーブーツ インソール ロイヤルワラント
シュナイダーブーツ レザーソール

【KING of SHOES 岩本からのご案内】

職人の手作業による極限のこだわりゆえに、シュナイダーブーツは日本国内はおろか、本国イギリスでも市場に出回る数が極めて限られています。

当店では、私が直接現地とコンタクトを取りながら、この希少なブーツを独自のルートで取り扱っております。各オンラインストアにて最新の在庫状況をご確認いただけますが、もしサイズ感に少しでもご不安があれば、いつでも私にご相談ください。

あなたの足に合う最高の一足を見つけるため、私が持てる知識のすべてをもってサポートさせていただきます。

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【次回予告】

次回、連載第2回は英国王が承認したという格式高い意匠を持つ「ジョージブーツ」について語ります。ジョッパーブーツの荒々しい機能美とはまた一味違う、洗練されたフォーマルな魅力をお伝えします。お楽しみに。

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