ステインリムーバーでも除去不能!強力汚れが付いた時のケア方法を徹底解説!


こんにちは!高級靴専門店 KING OF SHOESの岩本です。本日は前回の「人生を変える、ステインリムーバーの使い方」の最後で触れた、革の汚れが目立つ時の対処法についてお話していきます。
前回の記事をまだ見ていない方はコチラからどうぞ↓

強力汚れが付いた時のケア方法は2つ!

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強めの汚れが付いてしまい、ステインリムーバーでも取ることができなかった時の解決法は2つあります。

①元の革色より濃い色の補色クリームでカバーして目立たなくする

②強力汚れ落としクリーナーで汚れを除去する

今回は靴への負担が少なく、良い味としても逆に楽しむことができる①についてお伝えしていきます。②はまた別の機会を設けさせていただきますね^^

補色クリームは同じ色でワントーン下げたものを選択する


汚れが付いて困る靴のカラーは、基本的にはブラック以外の靴だと思いますので、今回はオーソドックスな線で、ブラウンを例に挙げていきます。

元の革色がブラウンなら、クリームは同じカラーでワントーン下げたダークブラウンが正解です。 元の革色がライトブラウンならクリームはちょっと明るめのブラウン(普通のブラウンはトーン下げすぎ)といった感じです。
なんだ全然簡単じゃんか!と思うなかれ。注意すべき点はここからなのです。

クリームの種類があり過ぎて何を選べばいいか分からない問題

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革靴好きな方は一度は直面した、あるあるではないでしょうか^^
ダークブラウンやダークネイビーならわかる。バーガンディ辺りで、えーと何色だったっけ?と怪しくなってきて、カンパリやプルーンとなると、デザートですか?(思考停止)という流れでした。自分は^^

注意
美容師の方に聞いた話では、ヘアカラーは同じ色であっても、時代に合わせて新しくカッコ良く見せるため、新しい名前をつけることがあるそうです。当然全てがそうというワケではありませんが…。


つまり結論としては、

クリームのネーミングは参考程度として、実物の色を見て判断せよ!


ということです。
また、元の革色とトーンの差が大きい色を選んでしまった場合、履いているうちに塗料が落ちた隙間から明るい色が覗いてきてしまうことも!
そうなると一目で「ちゃんと靴のケアしてない人なんだな」ということが自明なため、 他人の目線が痛いし格好悪いしで最悪なことに…。

茶色の靴に関しては、元の革色は何なのか、どの程度濃い色を塗って仕上げるのかを、あらかじめしっかりと考えてクリームを選びを行ってから磨いていくと、失敗の可能性はグッと抑えることができます。
そして上手く補色できれば、ほとんどの「汚れ」は「良い味」に変貌させることができます。
ぜひ、このルールを守ってトライして頂ければ幸いです。KING OF SHOESで販売している靴の全ては私が責任を持ってケアしておりますので、ご質問がございましたら遠慮なくご連絡くださいませ^^




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